遊離アミノ酸について学ぶ

先日鳥越製粉のさちかおりのサンプルを頂いてバゲットを作り。
あまりの美味しさにテンションが上がってしまい。
インスタに書いたのではあるけれど、
いただいたパンフレットに書いてある内容で
パッと理解できない単語があったので
調べてみました。

『遊離アミノ酸』

何遊離って。

アミノ酸とか必須アミノ酸とかは聞いたことがあるけれど。

っと言うのでお勉強です。

とりあえずネットで調べてみると、以下のような内容が書かれてました。

『遊離アミノ酸は食品の 味、加熱後の香り、保存性、摂取後の生体調節機能等に関わる』

『アミノ酸は身体の中で通常、タンパク質を構成するくっ付いた成分として存在=(タンパク質構成アミノ酸)、
それとは別で、アミノ酸単体で遊離した状態で存在するものもいて、
このぷよぷよバラバラに浮いてる存在が『遊離アミノ酸』らしい。

へー。。アミノ酸だけあってやっぱり風味に直結してるのね。
ぷよぷよ浮いているアミノ酸も存在するのね。

っで今まで理解してるようで理解していない

グルタミン酸とグルタミンは別物って言うことも学んでみて、

イメージで言うと、植物が根っこから窒素を吸収するために、アンモニアを
(アンモニア態窒素→亜硝酸態窒素→硝酸態窒素の順に分解されたもの)吸収して、これをグルタミン酸で毒性を無くしてグルタミンに変えて細胞内に蓄える。

って言う、ややこしい雑学を頭の中に叩き込み。

そのグルタミンを人間が摂取する。

っでここでムラタの妄想劇が始まるのですが、

なんで旨味をムラタが求めてしまうのかと言うことが理解できたような気がする。

このグルタミン(非必須アミノ酸)が血液中に遊離している(最小単位でぷよぷよと)状態で、体の中の窒素を運んでいるらしく、

この窒素が身体を作るアミノ酸とかDNAになるらいしい。

っと言うことはですよ。

グルタミンとかのアミノ酸を身体の奥底の部分が、旨味として美味しいと感じでより摂取したいと思うのは、
身体を作る上で必要な材料であるからという、自分の職業と製法を肯定する身勝手な解釈の妄想を促すのです。

あー。だから、旨味成分とか、甘み成分とかを強く感じた、
この『さちかおり』にテンションが上がってしまったのだ。
体がきっと求めていたのだ。
体を作る材料を体全体に届けて欲しかったのだ。
その届けてくれるを手伝ってくれる旨味(グルタミン酸)が欲しかったのだ。
なんて超絶身勝手な解釈で今の所理解しておこうと思います。

このパンはブーランジェリーオノさんのバゲットだ。
グルテンが溶けて旨味が出ている感が半端ではない。
身体が欲するのも今ではわかる気がする。