最近困った事が起きた。
カヌレ型の洗い方がうまくいかないのである。
アパレイユを作るときも結構慎重にやっていて、
火入れもかなり慎重に。
蜜蝋を塗るときも均一に薄く塗れるように注意して。
なのにうまくいかない日が続いて。
使い終わった後の洗い方のせいではと言うことに行き着いた。
確かに、洗い方が適当だとそこだけ白く焼き上がるというのは今までにもあった
だけどだ。
洗いすぎてダメになるなんて思ってもいず。
試しに高温の食器洗浄機に入れてみた。
綺麗さっぱり油のあの字も無いくらいカッピカピに洗い終えまして。
それで焼いたカヌレがお写真左側の白いカヌレ。
白いカヌレ。
なんだか商品名になってしまそうですが、
あんまり美味しそうではありませんでした。
やはり、油膜の落としすぎも、油膜が残りすぎもダメという事です。
なんて難しいのでしょう。
これって感覚的作業ってやつです。
数値とかで表すことができない、
これ位。
っていう世界です。
1番人に伝えるのに苦労するやつです。
もしかして、これのせいで世の中カヌレが難しいと言われているのかもしれません。
カヌレ。
難しいです。
作り始めて2年は経つでしょうか。
いまだに分からない事が多いです。