厨房のドアはこうあるべきかもしれない。

少し暑くなってきたので、前々よりやってみたかった物を作ってみました。
っというよりつけてみました!

ドアの換気用の小窓です。

結論から言うと、かなり良いです。
すごく良いです!
もう厨房快適度が30%くらい上がった感じです。

コーナンで売っていたものを取り付けただけなのですが、
開け閉めが出来る網戸の様なものです。

なんだそんなものと思う事なかれです。

ムラタパンの厨房の換気は天井から換気するのですが、
この足元の吸気口をつけたら、一気に涼しくなりました。

下から吸って、上から排気する。
空気の循環がより一層良くなりました。

元々パン屋の厨房というのは、オーブンもあり、ガス台もあり、
熱が多く発生するのですが、それ以外に、
冷蔵庫の排気というのもなかなかもものです。

特にムラタパンは天井が低いということもあり、台下冷蔵庫というのを多く導入しております。

この台下冷蔵庫は、コンプレッサー部分が地面に近い場所にあるため、
足元の涼しさが冷蔵庫の性能を引き出すための『キー』になります。

今までは、普通についている、窓やドアを開けたとしても、
空気の循環が腰より高い位置で入れ替わるため、扇風機やサーキュレーター等で風を送り込むという作業が必要になってました。

今回この足元の換気窓をつけたことによって、厨房を締め切る閉店後等でも空気の入れ替えがスムーズにできるようになりまして、冷蔵庫の冷えもよくなり、何よりクーラーつけなくても結構外気温に近いところまで室温を落とすことができます。

もう本当に嬉しくて、嬉しくて。
コロナに関わらず、厨房内の空気の循環って大事なんだと
つくづくと思うのでした。

真夏は流石に熱気が入って来てしまうので無理ですが、
しばらくは快適に仕事ができそうです。