フランスから帰ってきて。
はや7年になります。
息子がパリ20区の病院で生まれてから2ヶ月後に日本に本帰国したため。
息子の年齢=日本滞在年数になるのです。
7年経っても、あの頃に出会った職人、友人たちと今でも繋がりがあるのです。
不思議なもので、何千Km離れている友達の方が、毎年定期的にあって、たわいもない話に花を咲かせ。今後の展望について話し合うのです。
近くにいるとどうしても、『いつでも会える感』があって蔑ろになってしまうのです。近くにいても、遠くにいても、変わらず自分から大事にしなければいけないのだと毎回気付かされるのです。
そんな定期的に会う友人がいつもの如く、突然お店に遊びにきてくれて、フランスのカマンベールを持ってきてくれました。
仕事の後に、豪快にプチバゲットに挟んで、フランスのピクニックさながらの適当な(いい意味での)カマンベールサンドをみんなで頬張り、幸せなひと時をかみしめたのです。
日本にいても、フランスにいても、見ている空は同じくらい澄み渡り、持っている不安も同じくらい深く、抱えている希望も同じくらい華やかで未来のあるもので。
こんな友人を持てた事が今の自分の最大の財産なのだと思えた1日でした。